if文は条件分岐の道具ではない
if文はよく「条件分岐」と説明されます。
ですがこの説明だけだと、if文が何をしているのかが見えにくくなります。
Pythonの if文は、
人が行っている「選択」をコードに置き換える仕組みです。
人は常に選択している
日常では、無意識のうちに選択をしています。
- もし雨が降っていたら傘を持つ
- もし時間がなければ急ぐ
- そうでなければ別の行動をする
if文は、この思考をそのままコードにしたものです。
最小の if文を見てみる
if score >= 60:
result = "pass"
このコードがやっているのは、
「もし score が 60 以上なら、合格という判断をする」
という 判断の代行 です。
else が表しているもの
if score >= 60:
result = "pass"
else:
result = "fail"
ここで else が意味しているのは、
「条件に当てはまらなかった場合の選択」です。
人間で言えば、
それ以外なら、こうする
という思考を肩代わりしています。
if文があることで楽になること
if文がなければ、
すべてのケースを手で判断する必要があります。
if文は、
- 判断基準を明文化し
- 毎回同じ判断を
- 迷わず行う
ための仕組みです。
まとめ
if文は、単なる文法ではありません。
人間の「選択」を、
コードに任せるための翻訳装置
それが、Pythonの if文です。


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