自動化すると人が楽になるとは限らない話
自動化と聞くと、
「人の手間が減る」
「楽になる」
そんなイメージを持ちやすい。
実際、多くの場面で自動化は助けになる。
でも、必ずしも人が楽になるとは限らない。
作業は減っても、気にすることは増える
自動化すると、
手でやっていた作業は確かに減る。
その代わりに、
- 正しく動いているか
- 想定外が起きていないか
- どこで止まるか
といった、
監視する仕事が増えることがある。
失敗したときの影響が大きくなる
手作業のミスは、
その場で気づけることが多い。
でも自動化された処理は、
気づかないまま進み続ける。
- 間違いが一気に広がる
- 原因を追うのが難しい
結果として、
後始末の負担が大きくなる。
仕組みを知っている人が減る
自動化が進むと、
中身を知らなくても使えるようになる。
それは便利だけれど、
- なぜ動いているのか
- どこが弱いのか
を知っている人が減っていく。
トラブル時に、
立ち止まってしまうこともある。
楽になる部分と、重くなる部分
自動化は、
すべてを軽くするわけではない。
- 日常作業は軽くなる
- 判断や責任は重くなる
このバランスを見誤ると、
「楽になるはずだったのに疲れる」
という状態になる。
自動化は目的ではない
自動化そのものが目的になると、
ズレが生まれやすい。
本来は、
- 何を減らしたいのか
- 何に集中したいのか
を考えた結果として、
自動化が選ばれるべきだ。
人がやる意味が残る場所
完全に任せられる部分と、
人が関わったほうがいい部分は違う。
- 例外への対応
- 判断が分かれる場面
- 責任を持つ必要があるところ
これらは、
自動化しきれない。
仕組みを知ると付き合い方が変わる
自動化は、
人を楽にする道具でもあり、
新しい負担を生む仕組みでもある。
その前提を知っていると、
期待しすぎず、
使いこなそうという視点が持てる。
このカテゴリでは、
そんな自動化との距離感も、
雑談のように扱っていく。


コメント